機械式立体駐車装置の歴史 2023年7月20日
2023/07/20
こんにちは! 73回目の投稿となります。 これまでの投稿を見返している中で、44回目が2回あったことに気付きました。 直近の流れであれば、今回は72回目の投稿とと書いておりましたが、ここで修正したいと思います。
以前の投稿「自分の経験談」シリーズの中で。 我々が扱っている機械式立体駐車装置について書かせていたことがありましたが、その説明と紹介の途中でありました。 そのシリーズの再開と、装置の歴史も含めての説明を書かせていただきたいと思います。
我が社、有限会社精浜サービスで、現在取引させて頂いている機械式立体駐車装置メーカー「日精株式会社」様は、日本で一番最初に機械式立体駐車装置を設置したメーカーです。
1963年ドイツの「クルップ社」の機械式立体駐車装置を購入し、日本において設置しました。 これが日本で一番最初です。 後に自社製造し、さらに品種も増やし、現在の至っております。
当時の日精の設計陣や技術者にはすごい人が多くひたそうで、あの「戦艦大和」の設計にも携わった人がいたそうです。 現在もその当時の設計思想を引き継ぎ、元気に稼働している機種はありますが、自分が入社当時はそのような機構が色濃く残っておりました。
機構も素晴らしく、ギアとリンクの組み合わせでパレットを搬送旋回させるアームを動かしたり、機械的に搬送の加減速をする減速機や搬送アームなど、すごい機構が現在でも多く使われております。
クルップ社からの装置の制御盤を作ったのは、あの「シーメンス」です。 どちらも現在もある有名な会社ですね。 ただ、そこは国民性が色濃く出ていて、日本で作っている操作盤は、配線はダクトに添わせて整然と配線する(電線量は増しますが)のに対し、シーメンス製の制御盤は、端子から端子は最短距離、蜘蛛の巣にような配線だったそうです。 そこは合理性を重視するドイツの国民性なんでしょうね。 ただ、故障追及で配線をtだどっていくのはとても大変だったそうです。
今は使用されてないのですが、機械式の操作盤もあり。操作盤の中に小さな機械式立体駐車装置模型が入っており、それが実際の動きと同期して、操作盤の中で模型が動き、指定のパレットを呼び出す装置もありました。
もちろん、その操作盤も末期には不良を起こし、操作盤内の模型の機械式立体駐車装置を修理するなんてこともありました。
我々は、そのような歴史の中に立ってもいるんだと、実感しています。
我が社有限会社精浜サービスは、横浜で大分類建設業、機械式立体駐車装置のメンテナンスを主事業としております。 このホームページを作った一番の目的は「求人活動、採用の活性化」です。
「この会社ってどんな会社?」という疑問が少しでも解消され、当社応募の門をたたく人が増えればと思っております。
ありがとうございます!