自分の経験談 5
2023/02/24
こんにちは! 44回目の投稿となります。
我が社有限会社精浜サービスは、横浜で大分類建設業、機械式立体駐車装置のメンテナンスを主事業としております。 このホームページを作った一番の目的は「求人活動、採用の活性化」です。
「この会社ってどんな会社?」という疑問が少しでも解消され、当社応募の門をたたく人が増えればと思っております。
この仕事に携わるようになって27年が経過しました。 自分は決して優秀な方ではなく、覚えも悪く、失敗も数多くしてきました、今回はその話を書かせてもらおうと思いますが、まずはその前に、自分の入社当時のことから触れさせていただこうと思います。
これは、自分だけではなく、我が社に入社した人は必ず通る道なので、参考になればとも思います
前回は現場の場所についての覚えること、意外にも大変であること、適性があるということのお話を書かせていただきました。
今回から実機の点検のお話を、機種(装置のタイプ)ごとに書かせていただきます。 機械式立体駐車装置において、大きく分けると地上式と地下式となりますが、一般の方でも目にすることができるのは、地上式となります。
その中で我が社で手掛けるものの主なものは、垂直循環式のガレージとなります。 イメージとしては「観覧車」車が乗る台(ケージ)を巨大なチェーンで吊り下げ、上下に循環させるものです。 装置自体の大小はありますが、この型で一番主流なものは30台収容で格納車両高さ1.55m以下となります。
この型で一番高いところまで登るとおよそ30mとなります。 点検員がケージに乗り、相方が操作して上部にある駆動装置を点検するのですが、同時にその途中にあるガイド部の取付状況(ボルトの緩みなど)や破損、亀裂などが無いかを点検します。
上部には駆動モーターとブレーキ装置、旋回ガイドなどがあります。 そのモーターとブレーキ装置は車15台を載せたケージ持ち上げ、停止させるほどの力があるので、とても大きなものとなります。 それら装置が正常に機能しているかを、マニュアルと定期点検の月次項目に則って点検していきます。
同時に旋回レール部や、ガイド部の取付状況、ボルトの緩みや亀裂等の破損確認、点検内での調整や締め付けも同時に行い、終了の後に下降しながら、反対側のガイド部の点検を登ってきたとき同様に行っていき、装置中央付近にある制御盤にて一旦停止し、制御部や動力制御部の点検を行います。
その後、下部旋回部分の点検を行い、客先に報告にて終了となりますが、入出庫などがあるとそちらを優先させますので、時間帯によっては点検時間が変わったりします。 また、夏場はかなり暑くなりますので、現在は空調服を使用しつつ、時としては途中で休憩をはさんだりもします。
この型はこのような流れで点検をしていきます。 だいたい1機当たりの点検時間は1時間となります。
ありがとうございます!