技術の進歩とシンギュラリティと自社事業 2
2023/03/17
こんにちは! 48回目の投稿となります。
我が社有限会社精浜サービスは、横浜で大分類建設業、機械式立体駐車装置のメンテナンスを主事業としております。 このホームページを作った一番の目的は「求人活動、採用の活性化」です。
「この会社ってどんな会社?」という疑問が少しでも解消され、当社応募の門をたたく人が増えればと思っております。
今回は「自分の経験談シリーズ」を書かせて頂こうと思たのですが、思うところが湧き出てきましたので、我が社事業における技術進歩とこの先に起こるといわれている「シンギュラリティ」と我が社事業においての影響について書かせて頂きたいと思います。 よろしくお願いいたします。
まず最初に、我々の強みのひとつとして、「メーカーメンテ」を担っているということです。
自分が社長となり、企業経営をしてくと覚悟を決め、その為に必要な情報、知識=世の中を知るために企業交流や情報収集も行ってきました。 その中で世の中の技術の進歩、とりわけ半導体関連の企業からは最先端の技術革新の一端を見る機会にも恵まれました。
機械式立体駐車装置業界においても、独立系のメンテナンス会社も含め、世の流れから技術は進歩していくことは確実なものです。 しかし、我々含めたメーカーメンテの事業体には、60年の技術の蓄積とそれを活かすシステムが創り上げられるるあるように思っております。 その差は圧倒的なもので、我々も努力し進歩しているので、その差はあまり縮まらないもので、併せて作り手側の強みも持ち合わせているということになります。
AI(人工知能)ということばが一般的用語になりつつありますが、そこに至ることができたのは情報の収集ということであると思います。 その情報収集は「ディープラーニング」(深層学習)と呼ばれるもので、収集した情報を学習し、その収集した情報をベースに入力された情報を判断する、それがAIということになります。
IoTということばも聞かれることがあると思います。 IoTとは「Internet of Things」(もののインターネット)と呼ばれるものですが、これはいずれは機械式立体駐車装置にも導入されていくものだと思われます。
機械式立体駐車装置が動くことによって、多くの情報が装置内で交わされております。 現在はそれは装置内のみ、場合によっては機器内のみ(例えばインバータとか)で情報を情報を交わされております。
その情報はアウトプットされるようになってきており、いずれはそれらすべての情報は装置内PLCで整理~インターネットを通じて総合的に情報収集され、様々な判断材料に役立てられていくものだと思います。
これによって、メンテナンスといものもだいぶ様変わりしていくものだと想像されます。 駆動装置の付加具合が数値観測され、各制御機器からの信号入出力のタイミングなどが常時監視され、故障判断や予知保全がかなりの高精度で実施できるものと思われます。
現在はそれらを調べるためには、時として危険な可動域に入り、その為の安全対策を2重3重に実施し、時としては稼働のない休日や夜間に実施したりと、作業に携わる人の負担がかなり大きいものでした。 未来においては、それが大きく軽減されることと思います。
ただ、そのような中でも、車両が入庫され、多種多様な機種のある装置内でのロボット化は、現時点や近未来のロボット技術においても不可能なことであると思われ、我々メンテナンスエンジニアの必要とされる機会は無くならないものと思われます。
恐らく、未来における(機械式立体駐車装置におけるシンギュラリティ後)のメンテナンスは、AIが収集判断した情報を元に現場に向かい、現物確認をし、必要なメンテナンス作業を実施していくという、より安全で負担の少ない中での作業が可能となることと思われます。
そのような中でより重要視されること、それは「人間しかできないこと=人間力」これを高め、伸ばすことができるか否かという、人本来の暖かさが重要視されるのかもしれません。
ありがとうございます!